■ 新時代の若手を育てるミニマムマナー
若手社員に対してこんな悩みはありませんか?
●やる気を感じられない
●自主的に動かない(指示待ち)
●自分の主張ばかりする
この若手社員を育てることができれば、御社にとっては大きな財産となります。
高度経済成長期に生まれ育った上司・指導者層はこの若手を理解できずに悩んだり、
時には怒りさえも感じたりします。
FINESTはこの新時代の過渡期に、上司と若手の間に入って『怒鳴られ役』となってきました。
「もっと厳しく指導してください。怒鳴りつけていいです!」
「笑いがある研修なんか意味がない。皆がおびえるほどの指導でいい。」
厳しい指導や恫喝は今の若者成長を阻害するだけでなく、
未来の可能性を秘めた若者が御社をさっていく現象が起こっています。
今の若手が何によって『心』が動き『行動化』するのか?
何によってモチベーションとなるのか?
ミニマムマナーはこれからの時代を見据えて、若手の成長を望む方々の新時代のマナーです。
■ 今ビジネスシーンで何が起こっているか
スーツで身だしなみを整えて、キチンとした敬語を使いこなすといったビジネスマナーは、
昭和60年代から平成にかけて厳しい指導が徹底されてきました。
平成の時代も終る2019年。ビジネスマナーはここに来て変わりつつあります。
その大きな理由が、『スピード』です。
丁寧で優雅なマナーが時にスピードを阻害してしまうことがあります。
スローであることで遅れを取ってしまうこともあります。
FINESTはこの平成の時代の丁寧なビジネスマナーから、
新時代の『スピード』に対応したビジネスマナーをそれぞれの企業のニーズに分けてご指導します。
その名も新時代に必要なマナーを最小限に絞った『ミニマムマナー』です。
■ マナーに共通して大切な物
従来の丁寧なビジネスマナーも、新時代のミニマムマナーもどちらも欠かすことが出来ない大切なこと。
それは、『信頼』『コミュニケーション』です。
かのアドラーは言いました。「人生の悩みはすべて人間関係で出来ている。」
良い人間関係はこの『信頼』と『コミュニケーション』によって構築されます。
スピードの時代であっても、スピードの時代だからこそ、
この『信頼』と『コミュニケーション』を大切であると指導していきます。
そしてミニマムマナーの3つの軸『スピード』『信頼』『コミュニケーション』の真ん中には、
相手に対する『リスペクト』が必要です。
どんなことでも相手をリスペクト出来る人こそ、
新時代のビジネスマナーを身に付け成功する人と言えるでしょう。
■ 新時代のミニマムマナーとは?
『スピード』『信頼』『コミュニケーション』を中心に指導するにあたり、
従来のマナーから大きくそぎ落としたものが2つあります。
それは、
【そぎ落としたもの】
・身だしなみ
・言葉遣い
です。
この身だしなみと言葉遣いを無くするということではなく、
相手に対するリスペクトをしたうえで、自分は何を選ぶかを考えます。
従来より、もっと相手を考えることが必要ですし、
何よりも、そぎ落とした分の言葉でのフォローが必要です。
このそぎ落としたものとは逆に強化するものが、
【強化したもの】
・会話力
・所作
です。
時として、スピード感ある対応は、相手に雑に感じさせたり、無礼に感じさせます。
その分を、会話力やちょっとした所作で補って行きます。
このミニマムマナーを受講後は、
より人間力身についた魅力的なビジネスパーソンになることをお約束します。
■ 段階的に受講するビジネスマナーが効果的
社会人になりたての時期は、学生からの切り替えで気持ちが飽和状態です。
そんな時こそ、段階的に自分の成長を実感できれば彼らは順調に育っていきます。
【①入社~入社1年目まで】
●入社時に多くの知識を与えても、実務で使うのはまだまだ先。
最初に身に付けたい最低限のマナー(ミニマムマナー)だけを学ぶことで人間力を兼ね備えた新入社員に育っていきます。
最初に不必要なことは削ぎ落し、ビジネスで長く活躍するために大切な人間力を身に付けます。
●そして、ミニマムマナーが定着し始めたころに、業務で必要になったマナー(ベーシックマナー)を段階的に学んでいくのが効果的です。
そして次の新入が入るころに、先輩として見本となるように自覚を持ち始めます。
自分に足りなかったマナーを見直し、新入受け入れの準備を始めます。
●また、入社半年以降で仕事や人間関係で悩みが出始めたころ、一人で抱え込まずにチームで業務を遂行していく大切さを振り返るフォローアップ研修もあります。
ミニマムマナー
新ビジネスマナー5原則(3時間)
・笑顔
・挨拶
・身だしなみ
・立居振舞い
・言葉遣い
報連相(1時間)
・わかりやすく短時間で伝える報告
・忖度が出来る連絡
・隠し事をしない相談
ベーシックマナー
電話応対(1時間)
・電話の特性からの注意事項
・受け手、掛け手の注意事項
・基本的なトークスクリプト
・アポイントの取り方
言葉遣い・メール(1時間)
・知っておきたいワンランク上の言葉遣い
・NGな言葉遣い
・クッション言葉
・ビジネスメールの基本
来客応対(2時間)
・名刺交換
・案内
・席次
・呈茶
・訪問の際のマナー
【②入社1年後~役職者】
●入社1年目時には分からなかったが、経験を重ねて生じる悩み。
学びには適切な時期があります。
学生時代とは違う社会でのルールを目の当たりにして失敗を重ねることによって、
自発的に身に付けたいと思うキャリアアップのためのマナーです。
●役職者になってくると、若さと勢いで潜り抜けてきたビジネスシーンが、ある場所やあるメンバーの中では通用しなくなる時が来ます。
これまで築いてきた信頼を一気に崩してしまわないように身に付けたい、
今こそ知るプロトコール(世界基準)のFINESTマナー。
エグゼクティブのためのマナーです。
キャリアマナー
・接客マナー
・クレーム対応
・コミュニケーション上級
・接遇営業
FINEST(プロトコール)マナー
・身だしなみ編
・食事編
・言葉遣い編
■ ミニマムマナーを受講する企業・業種
このミニマムマナーの誕生には昨年新入社員研修を受講した『e-sports』の企業が大きなヒントをくれました。
彼らは、好きなことを仕事にして、最近の新入社員に失われつつあった、目の輝きがありました。
多少荒削りではあるけれど、相手を不快にしたくないという温かいハートを持っている彼らでした。
前に前に進んでいこうとする彼らに、ビジネススーツは逆に足かせになり、
丁寧さを選んでいる間に、物事が滞ってしまうのではないか。
そんな思いを『RIZeST』の古澤社長に聞いていただき、今現場で起きていることを教えていただきました。
そして、新時代のマナーは、
①新入として彼らに先ず知っておいて欲しい最低限のマナー
②仕事を進めていく中で、彼らが自発的に必要だと感じるマナー
③よりエグゼクティブな世界を知った時に必要なマナー
と段階を追って指導していくことが彼らの成長にとって一番大切であるという結論にいたりました。
ミニマムマナーを受講するのは、『e-sports』の『RIZeST』のように、
●時代を牽引していくベンチャー企業
●スピード感が大切なIT企業
●個人で起業しているアントレプレナー
のような方々を想定しております。
若い世代が活き活きと活躍でき、相手に対するリスペクトを持てる
日本は今へ平成から新たな時代に生まれ変わります。